求める条件か自分に合った人か?
男性が求める条件
- 「性格」
- 「恋愛感情」
- 「容姿」
- 「家事能力」
- 「趣味」
- 「仕事への理解」
- 「年齢」
女性が求める条件
- 「性格」
- 「経済力」
- 「家事への積極性」
- 「恋愛感情」
- 「趣味」
- 「容姿」
- 「仕事への理解」
譲れない条件
性格
結婚生活をするうえでは、相手に対する優しさ・思いやり、周囲への配慮などが欠かせません。
互いに追求したい仕事を持ちながら結婚をした場合、ときには仕事優先になることもあるでしょう。そんなときでも同じ視点で相手の夢や頑張る姿を理解し、応援できるかどうか。この気持ちを自分にも、相手にも維持できるかどうかを見極めることが大切です。そのため、譲れない条件として性格を挙げる人は多いです。
年収
結婚生活を維持するためには生活費が必要となるため、年収を条件に挙げる人が多いようです。また、子どもを望むのであれば当然、養育費、教育費が通常の生活費に上乗せされることになるため、より高い年収を求める人が多くなるでしょう。また、男女間で相手に求める年収には違いがありますし、結婚後の共働きについての考え方の違いによっても、相手に求める年収は違ってきます。
価値観
価値観の違いを理由に別れてしまう男女は多いものです。金銭感覚、キャリア、趣味、家庭内における役割、物事に対する優先順位など、結婚生活を続ける上で重要な考え方の違いを確認する必要があります。
女性が男性に求める条件として「家事や育児への積極性」が多いようです。近年、「性格」「年収」の次に多くの方が結婚相手の条件として重視することとして「家事への積極性」を挙げています。これは家庭内における役割や家事への取り組み方を重視していると分析できます。
婚活のミスマッチ・うまくいかない理由
- 条件が多すぎる
婚活で相手がなかなか見つからない原因のひとつは、相手に求める条件が多すぎることです。年収や年齢、職業などのほか、身長、現住所、学歴、飲酒や喫煙の有無、趣味など、条件が細かすぎると出会いの幅が狭くなってしまいます。そのため、ある程度条件を絞ることも大切です。条件の優先順位を決めて、重要でない点と重要な点を明確にする必要があるでしょう。
- 年収の条件が厳しい
相手に求める条件として、年収を挙げる人も多いです。しかし、平均よりも高い年収を求めると相手が限定されてしまう可能性が高くなってしまいます。調査方法によって差がありますが、例えば国税庁の平成30年の発表によると日本人の年収の中央値は360万円ほどです。一方で、婚活で相手に求める年収を500万円以上と考えている女性も多くいます。自分の条件が現実的なのかを見極める必要があるでしょう。
- 完璧な相手を求めすぎている
相手に求める条件はさまざまですが、完璧な人を求めすぎると、いつまでも相手が見つからない可能性があります。どんな人にも欠点はあるものです。また、相手も自分の欠点に気づいているかもしれません。大切なことは結婚生活を続けることができるかどうかです。
相手に出会えない理由がここにあるような条件なのだとしたら、婚活の高望みと言われる状況に陥っているかもしれません。
相手を見つけるためのポイント
- デート(コミュニケーション)を重ねる
自分自身のことを知り、自分が求める相手像を明確にすることが重要です。 自分の性格や趣味、ライフスタイル、結婚観などを自己分析することで、相手との相性やマッチング率を高めることができます。
結婚相手に求める条件としては、年収や年齢、職業などさまざまな項目が挙がります。しかし、最終的には相手の人柄が決め手となることが多いようです。
そのため、相手とのコミュニケーションをなにより大切にしましょう。自分自身のことをよく話し、相手のことをよく聞くことで、相手との距離感を縮めることができます。興味を持ち、共感することも重要です。相手の人柄はプロフィールだけでは判断できません。
何度もデートを重ねたり、リアルに会えなくてもオンラインでデートしたり、コミュニケーションを重ねることで相手の人柄をしっかり見極めましょう。
- 重要でない条件はないか再検討する
外見や身長、学歴、年齢など、自分にとってそれほど重要でない点があれば、条件から外してみることで、新たな出会いが期待できる可能性があります。例えば、年齢が離れている人でも価値観が合う場合もあるでしょう。また、学歴とは関係なく、知識が豊富な人もいます。プロフィールを見て条件が合わないと感じても、メッセージのやりとりやお見合いなどを通じて相手を知ることが大切です。
- 結婚後の生活を具体的にイメージする
結婚後に子どもを持つことを考えている場合、どのように家事・子育てを分担するのか考えておくことが大切です。基本的に子育ては女性に任せたいと考える男性もいれば、お互い協力したいと考えている女性もいるでしょう。一方、子どもを希望しない場合でも、キャリアよりはプライベートな生活を重視したいという考えの人もいます。そういった人は、一緒の時間を過ごしたいのに相手の仕事が忙しいと、不満を感じることもあるかもしれません。年収や職業だけでなく、具体的な結婚生活をイメージしてみることが大切です。
また、相手や自分が遠方に転勤になった場合、一緒に引っ越しをするのか、単身赴任を選ぶのかなど、具体的に考えておく必要があります。