2024年10月20日
高齢の父が、40歳を過ぎた息子の結婚を案じる電話が増えている。
人並みが幸せであり、
親の亡き後、
連れ合いのいない一人暮らしは寂しかろうと心配する父。
まずは見学頂き、ご両親の考えや本人の気持ちを伺う。
父は頑固で、
家族は常に顔色を伺い、窮屈に暮らした時期もあったが、
最近、角が取れて優しくなったと母は話す。
かつて結婚に反対され破談になってから、
親子の会話は途絶えたとか。
頑固な父だから、家庭を支えて来られたのもありか。
最近縮まった親子の距離と、
思い描く家庭像を打ち明けた彼。
親の良かった事は子に繋げ、嫌だったことは止めれば良い。
貴男が貴男の家庭を創る番。
多くの命のバトンを受け継いで、今自分の番。
子を思う親の気持ちは温かい。