2025年3月28日
「自信がなくて」と
交際中も積極的に電話やメールができなかった彼。
お相手は、貴男が誠実な方で結婚を前向きに考えているので
自信を持って、と話す。
「不安はなんでも話して」と送り出して３時間後
携帯に彼からの電話。
交際上の不安かと思いきや、「母が今、亡くなりました」と
震える声の一報に、悲しい状況が見える。
しっかりと葬送の時を噛み締めて、と伝え
初めてお逢いした日の、母の優しい笑顔を思い出す。
息子の結婚を楽しみにしていた母に
幸せな結婚を見届けて頂けぬ無念。
喪主の父と並ぶ彼の立派と
母の遺影の笑顔に、改めて幸せなご縁を静かに約束した。
合掌。