初めて来社された時から物静かなで上品な話しぶりで
品の良さが伺える彼は52歳の建築会社の管理職。
両親と実家で同居暮らしが続き、1人いる妹は隣町に嫁ぎ三人の子育て中。
結婚を考え始めたのは、母親の言葉だったと言う。
休日、父親と庭の手入れをしていたお茶の時間に「いつまでも一人じゃ将来困るから、良い人がいたら結婚してほしい・・・」
突然母の口から出た言葉にビックリしたと言う。
親から結婚の話を言われた事は今まで一度もなく
母はずっとその気持を胸に納めて暮らしていたんだろうと思うと切なかったと話す。
母からそう言われ、それまで考えてなかった結婚が頭の中をよぎるようになり
時々読売新聞に折り込まれていた「結婚相談所 埼玉」の当社に連絡を入れた。
相談した上司が偶然にも15年前当社で結婚し高校生と中学生2人の子育て中で、縁の不思議である。
婚活の話が急に動き出した。恋愛経験はなかったが、大学時代に仲の良かった同級生がいたが
就職活動で互いに忙しくなりいつしか縁が遠のき自然消滅になった。
それ以来、人を好きになったり、具体的に結婚を考える事がなくプレッシャーだとも打ち明けた。
人それぞれの人生、人それぞれの恋愛、結婚観、遅い早いもないし
恋愛を沢山したから良い訳でもなく又ないからと悪い訳でもない。
結婚の幸せは、人として誠実に働き、守るべき人を大切に守れる方なら
約束されるものだと諭すと静かにうなずいた。
すこぶる魅力的な容姿で、お見合い写真は撮影したすべての写真が好感度良く、一枚選ぶのが大変だった程。
そしてお見合いのお申し込みが入り、それに伴いお見合いが続き、婚活は順調なスタートをきった。
しかし、お見合いや交際に入ってからご縁に至らない旨の返事が続き女性に聞くと、会話が盛り上がらない
言葉が少な過ぎて疲れる、大人しくて結婚してからのイメージが湧かない等。
その旨、本人に話をすると話はしたのですがと、半分納得半分不思議そうな表情。
入会当初から会話は仲人として気になってはいたが、改めて会話のコツをアドバイス。
そして、お見合いが10回を数えた頃、超活発で明朗な女性と出逢い、一挙に結婚へと話は進んで行った。
大人しく無口は欠点ではなく個性。只、お見合いや交際にはそれなりの会話が必要だから、アドバイスも役立った。
成婚退会の挨拶に来社の2人は、高齢の双方の親を案じ中間地点にマンションの購入を決めたと報告してくれた。
そして、いつもの様に記念写真をパチリ、笑顔の彼女の隣に飛びっきり笑顔の彼が納まり幸せが伝わる。
初めて見せてくれた彼の満面の笑み。写真は彼の希望で見合い室に飾られ皆の祝福を頂いている♪
見合いや交際は会話のコツやコミュニケーションが大切だけど自然体の相性こそ必須。
【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県北部在住 50代男性】
結婚相談所 埼玉 50代男性 婚活
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