娘が高校2年の時、定職を持たず酒乱で暴力をふるう夫と念願の離婚が成立し
2年がかりの離婚ドラマは幕を閉じた。
離婚成立のその時が人生で一番幸せだったと涙ぐみながら話す彼女の横顔に、残酷なほどの結婚生活がしみじみ伝わって来た。
夫と別れたことで、びくびく暮らす必要もなくなり、ふたつ掛け持ちしていた仕事も正規で働く看護師一本にしぼる事が出来た。
必死にやりくりをして家庭を支え、娘を育てて来たが、今やっと穏やかな時間が巡り毎日が楽しいと言う。
55歳になり改めて自分の人生を考えるゆとりが出来て喜んでいる。
離婚して良かったとはよく聞く話だが、暴力もなく穏やかな生活を取り戻した彼女は今幸せをかみしめている。
一緒に来社した短大に通う長女は子供が大好きで保育士を目指し勉強中。
父親がいなくなって家に帰るのが楽しくなったと話す娘は、普通の家庭を夢見てお母さんに結婚を勧めたのだ。
成長した娘との生活は、女同士でもあり洋服や化粧品の事で話が弾み買い物も楽しいと話す。
看護師をしているので贅沢をしなければ生活に困る事はなく、それだけに娘の気持ちが心に染みたらしい。
埼玉県内とは言え埼玉の東部に位置する住所からは、電車を乗り継いでの2時間以上掛かる嵐山町は随分遠い。
それでも結婚相談所埼玉のHPやブログを見て、話を聞きに来て下さった。
「普通の生活がしたい」それは仕事を持ち、お酒に溺れず、サラ金を借りず
暴力を振るわず、一緒に楽しく食卓を囲む、なんと言うことのないまさに普通の生活である。
春休みには母が行った事のないディズニーランドに2人で出掛けるだと嬉しいそう。
穏やかな生活を叶えてあげたいとしみじみ思った瞬間。「優しい方なら・・・」と写真を選び始めいよいよ婚活開始。
早速申し込まれたお見合い相手は、埼玉県でも彼女とは遥かに遠い秩父の60代の初婚の方で、元公務員の温厚な人柄。
趣味は盆栽と釣りで定年した仲間との交流はとても楽しいが、家に帰ると1人で話をする人もなく寂しさが込み上げ
この年齢になって改めて家族が欲しいと思ったのだと言う。8年の介護の後に両親は他界し、それもあったのだろう。
2人は初対面ながらもすぐに打ち解け、話し易さもあり交際へ進んだ後も日帰りのドライブで県内を巡り
時間が合えば長女も一緒に一日を過ごした。彼女にとってはすべてが初めての楽しい出来事で、それは彼も同じだった。
そして長女も楽しい時間を満喫し穏やかな時間の中で、2人は結婚を決めた。
交際中は行ったり来たりお互いの場所でのデートを楽しみ、いよいよ生活拠点を秩父に移す準備が始まった。
彼女も仕事先を地元の病院に変え、長女も町内の保育園で楽しく働いている。
3人の旅先での笑顔の写真が賀状で送られ「皆元気にしています」と、一言が添えてあった。
穏やかな普通の日のなんと幸せな事。健やかにあれ、幸せにあれ♪
【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県東部在住 50代女性】
結婚相談所 埼玉 50代女性 婚活
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