【婚約指輪よりルンバが欲しい】50代女性 婚活 成婚事例

2024年1月7日

穏やかな人柄で誰にでも優しく包み込める聡明なSさんは
元来の子供好きで幼稚園教諭の資格を取得し、責任ある立場で勤務を続けていた。

父兄からの評判もすこぶる良く、子供達からも慕われていた。

30代前半までは結婚話を頂いたが、仕事が楽しく子供達と夢中に過ごすうちに

あっという間に大台に乗りましたと笑った。

保育士さんや幼稚園の先生は退職の時期が難しいのだと

当社を婚活卒業した方々が言っていたのを思い出す。

退職は担任している子達が卒園か進級の時期で、出産は産休の時期を見計らって

妊娠の計画をしてほしいと園長先生に言われたとも聞いた。

子供達への情熱に敬意を表する反面、そこまで気遣いながらの勤務は大変だろう思った。

退職の時期が近付き改めて自分の人生を振り返った時、すでに他界した両親の言葉を思い出した。

「1人じゃ、生きていけないよ。おまえの将来が心配で、それだけが心残りだよ」と
母の繰り返しの言葉らしい。

今は女性も自立し経済的には充分に生活できるのだけれど

ご両親はお金の事も含めて結婚し寄り添い支え合う安泰な暮らしを望み、それを見届けたかったに違いない。

お見合い開始と同時に、お申し込みの多さもさることながら

お見合い後のお相手からのお返事も良い言葉ばかりで交際を希望する方ばかり。

笑顔、優しさ、温かさが、出逢った方々の結婚への気持ちを膨らませたのだろう。

結局、4回目にお見合いをした会社役員の3才年上の逞しい方と結婚を決め、楽しい婚約時代を過ごしていた。

お互いの仕事を大切にしながら、休日はドライブや映画と今まで経験したことのない幸せなプライベートタイムを満喫していますと報告してくれた。

暫くして彼から「ご相談があります・」との電話。

婚約指輪を一緒に選びに出掛けたいと言ったら、彼女は「いりません、私は自動掃除機が欲しいです」と言ったとか。

後日、遊びに来た2人に、婚約指輪は大切な意味のあるものと伝え

結局、掃除機はそれとは別に購入が決まった。

長く間一人で頑張っていた女性は、男性に甘えるのが苦手な方が多い。

遠慮とか申し訳ないと思う気持ちなのだろう。

暫くして送られてきた披露宴写真の飛びっきりの2人の笑顔、そして便箋には

「婚約指輪は買って頂いて良かったです。嬉しく感動しました」とあった。

良かった!平凡で普通の日の温かい生活を大切に!

【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県北部在住 50代女性】

結婚相談所 埼玉 50代女性 婚活

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