彼は男兄弟だけの長男で28歳、次男はすでに結婚し子供二人に恵まれ他県で暮らし
他の弟達も彼女と楽しそうに休日を過ごしているらしい。
公務員の彼はカレンダー通りの休日があり、たまに趣味の釣りを楽しんではいるが
やはり楽しそうなカップルを見て結婚したいと来社した。
弟の子供達を見ていて、子供って可愛いとつくづく感じたし
自分も結婚し早く温かい家庭を創り子供を育てたい想いが膨らんだと言う。
勉強と仕事一筋だった今までを振り返って、恋愛もしなかったと落ち込む彼だけど
爽やかで誠実な人柄は好感が持てるし、これから頑張ろうとアドバイス。
只、日常の会話は普通に交わせるが
「異性との会話は、かなり緊張するし苦手」だと、今後の婚活の事を心配している。
「これから先の事は、その時々に不安を受け止めるから大丈夫」と、イザ婚活開始!
プロフィールが整い程なくして、彼への問い合わせやお見合いのお申し込みも増えた。
しかし、ことごとくお断りが続き聞くと「タイプじゃないんです」ときっぱり言い切る彼。
理想はダントツ容姿端麗の女性だった。
恋愛が少ない方に多い傾向ではあるけれど、容姿共々性格的相性の良し悪しが大事であることを伝えた。
お申し込みが多くあるのに彼の気持ちは容姿端麗第一にて
一向にお見合いに至らず、ゆっくり時間を掛けてカウンセリング継続。
「貴男の希望のお相手は判ったけど、超美しい方も勿論良いけれど、笑顔の可愛い方も積極的に選んでほしい」
「結婚は自然体の相性で、安らげて居心地の良さが大切」と伝えた。
そして、初めてのお見合いが交際へと動いた。異性との会話が苦手と心配した彼だったが
明るく活発な女性で話し易くデートの予定も立ててくれるし楽しいとの交際報告あり。
何度か逢ってみて、結婚に相応しく一緒にいたい方か、それが大事だと伝えた。
デートの楽しい想い出は、結婚後も大切な財産になり頑張りの元、良い時間を過ごしてほしい。
家が近所のこともありデート帰りにお土産を持参してくれた彼に、良縁を祈った。
その祈りの成果か、初回お見合いの彼女と結婚を決めた。
「結婚相談所埼玉」の当社は、ネットで能率的な婚活も勧めているが、希望で定期的にカウンセリングに来社頂く。
逢っているから伝えられる事もあり。
お見合いし三か月が過ぎ結婚が決まり、二人が成婚のカウンセリングに来社。
積極的に明るく話す彼女に、彼が会話に困る事は全くなく、それが自然体だった。
これが相性、これが良縁。おめでとう、幸せにあれ♪