「20歳の娘のことなんですが、県内の短大を出て保育士の資格を取得し
この4月から働き始めました」と父親からの電話。
2年前に、寂静が司会をした結婚式に来賓として出席した折に、寂静が仲人をしている事を隣席の人に聞いたと言う。
席次表を確認すると確かに主賓席に名前アリ。
「まだお嬢さんお若いんですね」に「最近、イヤな事件が多く変な人と出逢うと怖いので、是非お願いしたい」と父は続ける。
書類提出し身元確実な方との出逢いである事は、長い仲人業で地域には浸透している。まずはご本人と一緒に見学頂く事になった。
翌週親子三人で来社、代々続く地元の名手で気品あるご夫婦、ご本人はまだ幼さの残る清純な女性である。
伺うとご両親は同級生で、親同士が知り合いで高校時代から仲良くしていたので、自然な形でスグに結婚が決まったらしい。
親が若くして結婚される方は、お子達も比較的早い結婚の方が多い。
ご本人もご両親のように早く結婚して家庭が創り、子供と楽しく過ごしたいと話してくれた。
年令もお若いし、何よりお相手のある事、それぞれに希望の条件もありますから
すぐ結婚出来るとは限らない事を説明すると「そうですよね」との優しいお返事。
条件が揃っても2人の相性こそが必須と伝え、いよいよ、書類提出とお見合い写真の撮影日程を調整し婚活は始まった。
翌週、書類提出後、お見合いには特に重要な写真撮影。
時間を掛けリラックスな中での飛びっきりの笑顔を当社併設の写真スタジオで専任カメラマンが撮影。
結婚相談所 埼玉の写真はなかなか好評と自負している。
結婚の夢は「ご両親みたいにいつも仲良く一緒で楽しい人」が良く、年収だの身長や職業は問わないと言う。
条件ばかりを言う方もおられる昨今で、仲人として清々しい気持ちになった。
そして、4回目のお見合いで良縁が巡った。隣町の2才年上の次男で公務員。
「昔ながらの仲人」として、歩いて探した縁である。お兄ちゃんの同級生だと聞いた。
案外、縁は近くにあった。全く知らない方ではないので、話はとんとん拍子に進み、皆の祝福の中で結婚。
あれから早10年。久々に訪問すると、元気な男の子3人の子育て真っ最中。
毎日戦争みたいだとあの時と同じ笑顔で優しく笑った。
「親が自分を育ててくれたような温かい家庭を創ろう。
出来たらそれ以上の家庭をね。それが親孝行」平凡な普通の日の至福。
【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県西部在住 20代女性】
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