高校を卒業してから地元の企業に勤務し、先月勤続25年の表彰をされたと
新規見学の彼女は爽やかな笑顔で話してくれた。
商業高校で簿記資格を取得し、経理は大好きでとても遣り甲斐があり
会社の雰囲気も良くて働き易いらしい。
20~30代は、親や親戚が、結婚しなさいと言っては次々にお見合い写真を持参して来たが
その頃は結婚を全く考えなかったから、お見合い写真も一度も見る事なく部屋に積まれていった。
それならば家を出て自立しなさいとの母の言葉に
確かにそれもそうだと実家を出てアパートの一人暮らしが始まった。
仕事も楽しく独身仲間と趣味の山登りを楽しみ、あっという間に10年経過。
40代も中頃になり親も親戚も自分の結婚を諦めたのか、結婚しないものだと思ったのか結婚話は完全に消え去り、ふと気付いたのだと話す。
会社の経理を任され遣り甲斐もあるけど
此の儘一人暮らしを続け年をとっていくだけなのかなぁと思ったらにわかに結婚が浮かん出来たとの事。
結婚の夢を伺うと彼女の瞳は輝いた。
お相手に多くを望む事もなく、真面目で誠実な方で
休日はのんびり二人で旅行や買い物に出掛けたいのだと。
仲良くスーパーで買い物をするご夫婦の姿があこがれで、出来たら子供が欲しいとも。
結婚相談所埼玉は、結婚が決まると結婚祝いの品物と希望される方には
「初めての妊娠&出産」の本をプレゼントしている。
妊娠してから読むより結婚後に早めに読んでほしいし、とても役立ったとのお礼も頂き嬉しくて続けている。
いざ婚活。数回のお見合いの不調もあったが、温厚で物静かな二才年上の会社員と結婚を決めた。
披露宴も二人の人気の程を伺わせ大いに盛り上がったらしい。
後日、披露宴の写真を持参した母の笑顔は、安堵が伝わり嬉しさが伝わる。
そして、季節が替わり木の葉の色付く頃に電話が鳴った。
「赤ちゃん出来ました。出産は来年の春です」途中ご主人に電話を替わり、親になる幸せを噛み締めていた。
46才の出産を心配する声もあったが、医師からは全く問題なく
体重コントロールだけを注意されたらしい。そして、翌年の春、そろそろかなぁ~と気になり出した頃
「女の子、産まれましたぁ」の電話。母子共に元気!おめでとう!仲人の至福。
健やかにあれ、幸せにあれ。新しい感動に新しい元気が湧く。
「人生は、創るもの」
【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県西部在住40代女性】